司法試験を諦めた兄に助けられて「行政書士」へ
私が「行政書士」を目指した理由。それは4歳年上の兄の影響でした。子どもの頃から学業優秀だった兄は弁護士を目指し、国立大学の法学部へ進学。周りには司法試験を目標に努力している学生が多く、当然、兄も猛勉強の毎日でした。しかし、残念ながら合格には至らず、大学卒業から4年後、某製薬会社の法務部に就職したのです。両親は心配していましたが挫折感はなく、仕事はこれまでの経験が生かせることもあって、本人は良かったと思っているようでした。余談ですが、就職後すぐ彼女ができ、充実していたんですね(笑)。
そんな兄を追い掛けて、私も法学部へ……というわけではありません。あまり勉強が得意ではなく、部活動に熱心な高校時代を過ごしました。大学は地元の私大に進み、親の勧めで公務員に。試験に受かったのが奇跡でしたね。戸籍課や広報課での窓口業務を担当し、徐々に仕事に慣れていきました。特に大きな不満はなかったものの、何となく張り合いがない、と感じるようになったのです。その頃、役所にも「行政書士」が出入りしていることは知っていましたが、まさか自分が目指すことになるとは思ってもいませんでした。
兄の応援を受け、本格的に「行政書士」に挑戦
久しぶりに兄と話す機会があり、ふと「資格」のことを口にしました。「行政書士」さんと接する機会があると伝えると、「資格を取る? ならば法律を勉強するんだな。手伝ってやってもいいぞ」そう言って兄は応援を約束してくれたのです。「そもそも『行政書士』というのはなぁ、~~~」。兄の講義!?を聞き、少し具体的なイメージが掴めました。ただし、そう簡単に受かる試験ではないこと。準備期間をしっかり取って、きちんと計画を立てて臨むこと。途中で絶対に諦めないこと。そんなアドバイスをもらいました。
その日はそこまでで、一度自分なりに調べてから、改めて話を聞くことに。「そういえば、友人が合格したと聞いたけど『フォーサイト』とかいう通信講座がいいみたいだぞ」。別れ際にそんな話を聞き、耳に残っていました。